離婚不動産アベリアの事例紹介
【case2】
一言で離婚、といっても事情は様々です。
これまでのお客様の事例をご紹介します

今の家を自分の名義に出来る?とご相談

夫婦で離婚の話は少し出ていたS様。お子さんと一緒に離婚後に住むのは、今の家がいいのだけれど…とご相談に。

数年前に購入した都内のマンションで、立地や周辺の環境もとても気に入っているそうで、お子さんの学校の関係も含め、出来れば動きたくないな、というお気持ちでした。

 

ただ、名義は夫一人。

名義を自分に移すにはどうしたら良いか、を相談しにきてくれました。

まずは今の家に住めるように、と色々策を考えました

物件のご紹介

まずは正攻法で

既に別の不動産会社で今の家の査定をしてもらっていたS様。

その結果はというと、良いエリアだったのが幸いし、購入したときよりも高い金額で売れるのでは?という金額でした。

 

これは売却するとなると嬉しいことですが、正攻法で自分が買主になって夫から購入する、となると…ちょっと微妙。

例えば5000万の相場のものを3000万で売買しよう、とお互い納得の上に決めたとしても、相場とかけ離れている為、贈与とみなされる可能性も。

でも、相場通りに買う、となるとかなり大きな金額になってしまいます。

 

それより、何より、今住民票があるその家を買う、そして売主は夫(後で別れるにしても)となると、住宅ローンの審査でNGとなることが多いようです。

親族間の売買は、通常の売買よりも住宅ローンの借入に難航する可能性があります。

 

S様にその旨を伝えると、まずは相場通りの金額で購入したとして自分の収入で住宅ローンを返して行ける額なのか、を試算したいというお答えでした。

 

ライフプランを立ててみる

幸いS様は正社員で勤続年数もそれなりにあり、年収も600万程。

住宅ローンを借りるための属性はしっかりしていたので、あとは離婚後に自分と子供と二人、しっかり生活していけるかどうかを試算してみました。

現在のお子さんの習い事や保険料、食費や携帯代、などかかっているものをすべて書き出してもらい、まとめてもらいました。

 

今のお住まいはマンションだったので、管理費・修繕積立金が毎月ローンとは別にかかります。

結局色々と生活費を削っても、少しきついかな、という結論に。

習い事をやめさせて、残業も増やして、、、と色々考えてはくれたのですが、、。

 

子供の習い事を削ったり、残業を増やして子供と接することが出来る時間を削ったりするのはどうなんでしょうね?とやんわりとお伝えすると、そうですよね、、としばし悩まれていました。

 

黙ってそのまま住んでいるのは?親に購入してもらうのは?

少し時間をおいて、検討してくれていたS様。

やはり諦めきれなかったようで、こんな案はどうでしょうか?とご連絡が。

 

①夫名義のまま、自分と子供が住み続け、ローンの額を夫に支払う。

 

②親に代りに購入してもらい、そこを借りる形で住む。

 

まず①は他の方からもよく相談を受ける内容なんですが、名義を変えず、夫に出て行ってもらい、そのまま妻と子は住み続ける、という状況です。

この時、ローン相当額を払う、という人もいれば、その額は慰謝料として、とか養育費として、ということで相殺し、実際には払わない、という方もいます。

 

どちらにせよ、最初はそれで良くても数年後に夫側の事情が変わり(再婚する、とか転職した、とか)ローンが払えなくなったり意図的に払わなくなる場合があります。

自分が住んでいない家、元妻のためにお金を払い続ける、というのが優先順位の1番ではなくなってくるのでしょうね、気持ち的に。

 

そうなると、名義は夫のままなので、ローンが滞納していても住んでいる妻は何も知らず、ある日突然差し押さえ、なんて最悪の事態も考えられるのです。

 

これは一番最悪のパターンなので、安易にやらないで欲しい案です。

 

 

②の親御さんに購入してもらう、は余裕がある親御さんがいらっしゃればOKでしょう。

S様の場合は、額が大きかったので、そこまで親に負担をかけていいものか?と悩んでいました。

 

 

固執しすぎたかもしれない、と気付いた

色々と考えていたs様ですが、結局、今の家に固執しすぎたかもしれない、という結論になりました。

 

確かに便利な立地でいい環境だけれども、これから子供と二人で新たなスタート、というときに、今の家に住む、ということだけに固執しすぎるのは良くないですね、と。

 

これから教育費にもお金はかかるし、どんな家でも自分と子供だけの家なら、きっと住めば都、となるだろうから、と、今の家は売却して新たに自分の家を探すことに決定。

 

 

売却益を財産分与で半分もらえるように、そこを交渉しますと笑顔。

必要であれば弁護士さんの紹介も、と言っていましたが、二人の間でうまく話しがまとまり、売却もスムーズに行われました。

 

その結果、離婚届けを出した後、新しくマンション探しを始め、そんなに遠くない場所に中古のマンションを見つけて購入することができました。

 

 

 

 

S様のマンション購入までの道のり

相談したかった内容は、住んでいる家の名義を変更できるか、ということでしたが、結局離婚後の生活を考えると売却して新しい家を購入した方が良い、という結論になりました。

 

しっかりとした収入もおありだったので、名義を変えるという選択肢もやろうと思えば出来たかもしれません。

でも、一番大事なことはなんだろうと考えた結果、今の家に固執することではない、ということに。

そう、お子さんとのこれからの生活がスムーズに行くように、子供に負担をかけないように、ということが一番だったのです。

 

お金の面でも、仕事の面でも、今考えられるベストな選択をしようとたくさん考えた結果でした。

 

きっと今後もしっかりとしたビジョンを持って、お子さんと二人で生活出来ることでしょう!

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